独り言・・・。“我に問う”
あたりまえだと思っていた日常が遠ざかり…
想像もしていなかったことが、現実化している日々が続き…心に痛みを感じる毎日…。
今を生き、生かされていること──
今も、そして今までも…お世話になった全ての人々、もの、こと…感謝しかない。
自らの死生観を、根底から揺さぶられる日々…。
『最期の瞬間まで…“生かされている自分”の使命を果たすには、
自分は今、何をし、どう過ごすべきか』…刻々と過ぎゆく時間に思う。
最近…複雑な夢を見ることが多い。
『内観せよ!今こそ、自分を研ぎ澄ますのだ!』と…
まるで、“無意識下の自分”から突き上げられるかのごとく、
数々のメッセージが押し寄せる。その度に、ハッと眼を覚ます。
夢に見たことは、雲散霧消…たちまちに吹き飛んでしまうのに、
“その声”だけがハッキリと聴こえ、心に突き刺さるのは、一体、何故なのか…。
今朝…明け方…夢うつつに
『我執を捨てよ!心身ともに成熟した自分を作ることが肝要である』と…
またも、自分の裡(うち)からの叫びが…聴こえた気がした。
“朧(おぼろ)げな夢の記憶”と無視し、なかったことには出来ない。
私は、他の何者でもなく、自らに揺さぶられているのだ…。
安逸を貪るわけにはいかないのだと、その度、自分を奮い立たせる。
『この時流が収まった時、どんな自分になっていたいか』と、我に問う…。
いつの日も、どんな時も…
命ある限り、道を求め、高みを目指して生きていきたいと、心から願う。
『上堂。云く、一人(いちにん)有り、劫(こう)を論じて途中に在って家舎(かしゃ)を離れず。
一人有り、家舎を離れて途中に在らず。
那箇(なこ)か人天(にんてん)の供養を受く合(べ)きといって、便(すなわ)ち下座(げざ)す。
山田無文 『臨済録』より
************』
『臨済録』の一節が、今日も…私の心に響いている…。
明るい希望を捨てることなく、脚下照顧の毎日を過ごしていきたい…。
Photo:片瀬海岸にて夕陽が沈むのを見ていたあの日…。
一日、一瞬を、丁寧に生きていきたい。
世界中の人々が、同じ太陽を見ている・・・。
I wish for world peace…
and
Stay Positive・・・
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