“大切な言霊たち” ─風─
留めておきたいと思わざるとも、波のように…
我が心に、寄せては返す…言葉あり。
心中に去来する思い、数あれど…
自分の裡(うち)を研ぎ澄ませ、いつも透明な心身でありたいと願う。
“今”を生きる私のために…
“大切な言霊たち”を書き記し、自らの道標としたい。
この真新しい時空に小石をひとつ落とすように…美しき波紋が広がれば、なお嬉しいと思いつつ…。
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風
太古の始めから
風は吹いていた
つづいて今日に至る迄
風は吹いている
今日の風も 太古から
吹いていた風だ
野口晴哉 『碧巖ところどころ』より
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*写真は、イメージです(フリー画像より)
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