My Jewelry Inspirations ~令和元年~Vol.3/4
【2019.5.1記事Introduction/2019.5.8記事Vol.2/4より続き】
『新しい“私”・・・“My Jewelry Inspirations”とともに。』Vol.3/4
いったいどれだけの月日が流れたのかと途方に暮れそうな…そんなある日、私はある“夢”を見ました。
それは、今までに見たことがないほど、美々しい夢でした。
ミュシャの絵画に出てくるような・・・うっとりするほど端麗な女性達はまるで、女神か、天女のようでした…。
美しい森の中、澄んだ水をたたえた泉のほとりで、天女たちは優雅に舞い、その手からは数え切れないほど色とりどりの光が次々に放たれます。放たれた“色”は幾重にも混ざり、交わり、新しい輝きを放ちます。横たわっている一人の天女の体に、魔法の絵の具のような艶やかな”光”を施す天女達・・・。“色”に戯れている天女達は微笑みをたたえ、“色の世界”を心から愉しんでいるようでした。その場面を彩る“色”の美しさ、そしてその多様な”光”は、たとえ『夢』であったとしても、自分でも驚くほど見目麗しく、神々しいほど美しく、生涯、忘れることが出来ないであろうと思うほど、素晴らしい夢でした。その夢には、ある種のインスピレーションのような感覚があり・・・まるで、この夢が「天の啓示」かのように感じました!あの夢の鮮やかさは色褪せず、私の心に大切に刻まれています。
その夢を見たときから、私は、猛然と・・・心象風景をスケッチブックに描き始めました。いえ、描かずにはいられなくなったといった方がいいかもしれません。来る日も来る日も、絵を描き続ける自分に「まだこんなエネルギーが残されていたのか!」と驚くほど、私は無我夢中でした。とはいえ、神々しいまでの“あの夢”を絵にすることは到底出来ず…。ただ素直に、一途に、ありのままに・・・私の中にある心象風景を紙の上に表現してみたとき、思いがけず、たくさんのMandala(マンダラ)のようなモチーフが自然に湧き上がるようにいくつも出てきたことは、不思議な体験でした。
<Vol.4へ続く・・・>
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Illustration:『時の旅人』(58Colors/25×25㎝)
*このイラストレーションは、ジュエリー『時の旅人』のデザイン画を元に、この作品の世界観を描いたものです。
“令和”という時代の幕開けとともに仕上がった四枚のイラストレーション・・・。
ジュエリーを作るうえで大切にし、また、指針としてきた四つの世界観をはじめて “イラストレーション”というカタチで、表現してみました。
この四枚のイラストレーションには、“その人らしさを表現するジュエリー”であるために大切な要素が、たくさん盛り込まれています・・・。
これからmami.mano jewelryでは、様々なカタチで、皆さまに“ジュエリーインスピレーション”をご提案してまいります。“その人らしさを表現する大切な要素”を紐解いていく、ワークショップも企画中です。
どうぞお楽しみになさっていてくださいませ。
【令和元年・新ワークショップ 】
決定次第、随時…お知らせいたします。
Jewelry:『時の旅人』
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