独り言…。“野の花に癒されて…”
誰が種を蒔いたのでもなく、誰が育てたのでもない・・・。
“名も無き花たち”が、足元にひっそりと咲いている。
ともすると…踏みつけられたり、
見過ごされたりしている路傍(ろぼう)の花たち───
その”咲き姿”を前にし…
そこに“存在”してくれていることの有り難さ”に、今さら気づく。
裡(り)、突き動かされるものあり・・・。
もしも、道ばたに・・・
花すら咲かぬ世の中を空想してみれば、
その存在の崇高なること、計り知れず・・・。
私もまた、そのうちの一花(いっか)であること、願うばかり・・・。
風が強い朝も、土砂降りの雨の夜も・・・
踏みつけられたあの日だって・・・
静かにそこに“存在”している
花たちの生命力、強さ、しなやかさ・・・。
無数の種たちは、
時に風に乗り、時に蝶に蜜を与え、
そして、時には踏みしめられたその“靴底”に付いてでもと・・・
大地狭しと地球上を飛び回り、
土に根を張り、芽を出し・・・
やがては、また・・・花を咲かす。
“今日”を生きること、容易(たや)すからず…。
故に、その“今日”を生き抜くこと、尊し…。
眩(まばゆ)く光る真理への道───
“その先”を目指し歩むこと、まこと美しき“花”その姿なり…。
此(こ)れ即(すなわ)ち…“けなげな命の働き”に他ならず…。
『きっと、うまくいくよ』と、
私の中の“私”が、今日も、呟(つぶや)いている・・・。
Everything will be fine…
限りある命だからこそ、愛おしき日々・・・。
*写真は、イメージです(フリー画像より)
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