“野の花”に癒されて…。

こんにちは、真実(mami)です。いつもご訪問、ありがとうございます。

先月中旬頃だったか…「そろそろ蕾が白くなってきたなぁ」と思って見ていたら、あっという間に…。
今を盛りと、ドクダミの花が…沢山咲いています…。
薄暗いところに咲いているドクダミ…

暗いなかにキリリと咲いているあの小さな白い花の存在感…見る度にハッとさせられます。


単なる“雑草”だと思うと、“草むしりの対象”になってしまいがちですが、

私は、ドクダミの花が咲く季節には、少しずつ…自然に対する感謝をして、

摘ませて頂き、

おうちの中の色々な場所に、活けています。


摘むときにだけ、少し…あの独特の匂いがしますが、不思議と…

摘んだあとはあまり匂いがしません。

摘むとき…茎をプチンと手で折っても、挿すとき…ハサミでパチンと切っても…

花瓶に活けて三日後くらいには、お水の中で根っこが生えていることもあるほど…

毎日、目ざましく成長しているドクダミ…。

新しい葉っぱもたくさん出てくるし、かたい蕾だった花も…

花瓶の中で咲いてくれます。

その度に、『生命力の強い植物だなぁ』と、感心させられます。


いつも見慣れている“路傍の花”…何となく通り過ぎてしまいがちなのですが、

ひとたび“活けた花”を見ていると、とても愛らしく…思わず見とれています。


あの真っ白な“花びら”は、実は、花びらではなく、

中央の黄色い尖った部分に花が密集して咲いているのだそう…。

白い総苞(そうほう)にも、色々な形があるし、葉っぱは愛らしいハート型、葉脈も可愛らしい模様、茎や葉の周りは赤色、葉には赤紫色の斑が入っているものも(種類によって、少し違いがあるかもしれませんが)…などと、見ていて本当に飽きません。

ドクダミは“地下茎”で増えるため、草むしりの際、抜いても抜いても無くならず…

土を掘り返して、地下茎をすべて取り去らなければ、また、生えてくるのだそうで…。

その“強い繁殖力”を内に秘め、可憐な花を咲かせているところ…魅力的だなぁと思います。
道端で咲いているのを見ている時よりも、少しだけ摘ませて頂き…

おうちのなかに活けていると、より“魅力的”に感じます…。


背の高い花瓶に挿しても、背の低い極小の一輪挿しに短く切ってちょこんと挿しても…

野趣あふれる咲き姿を楽しめます。

沢山の野の花や草に添えて挿すと、ボリュームも出せます。


昔から、“十役”、“十薬”、“重薬”…と呼ばれるほど、薬効があるとされるドクダミ…。

日本では、お茶などでもよく親しまれていますよね…。

もし、『活けてみようかな?』と思われた方…

ぜひ、ご一緒に…ドクダミの魅力を身近に感じてみませんか?

(体質によって、草花に弱い方もおられるかもしれませんので、どうぞ充分ご留意なさってくださいませ。特に皮膚の弱い方などはかぶれなどが起こることもあるかもしれませんので、避けられた方がよいかもしれません。)

これから…しばらくは、ドクダミの季節…。
静かなのに、可愛らしいのに、強さを秘めている…

“野の花の生命力”に癒されて…日々を過ごしたいと思っています。


*写真は、イメージです(フリー画像より)


『時空を旅する、首飾り・・・。』横浜/ジュエリー作家/潜在意識をとおして石の声を聴くひと

mami.mano jewelry ─Welcome to My Inspirations Gallery─ :Inspired by Wisdom of Nature: 変わりゆく一瞬一瞬を、心の一頁に刻むが如く…。 時空を超えて旅する旅人のように、 自由自在に“表現”を求めて── 世界にたったひとつのJewelryたちはまるで… ”瞬間(とき)を紡ぐ”かのように生まれます。