“ところ” 変われば、“名前” も、変わる…⁈
こんにちは、真実(mami)です。いつもご訪問、ありがとうございます。
初夏を迎える頃になると、
毎年、楽しみにしているのが、エキナセアの花が咲くこと…。
皆さま、エキナセアというお花を…
ご存知でしょうか?
最近では…
かなり色とりどりで、
多様な品種もあるようです。
エキナセアは北アメリカ先住民である、
ネイティブインディアンの間で、
薬草として、珍重されてきたそうで…。
元々の品種は、ハーブとしての分類だそうです。
もしかすると…
ハーブティとしてなら、知っているなどという方も
おられるかもしれません。
私も、花々やハーブをエキナセアとともに
ブレンドした、色とりどりのハーブティーを、
毎日…楽しみにいただいております。
エキナセアは、花の咲いている期間が長く、
咲き始めから少しずつ…
形を変えていく特徴があり、
はじめて見た頃は、少し…驚きました。
花が咲いてから徐々に日が経つにつれて…
同じお花とは思えないほど、
花の中心部がイガグリのように...
トゲトゲした球状の大きな塊になっていくのです。
“エキナセア”という名前も、
ギリシャ語の“ハリネズミ”が語源らしく…
トゲトゲの球が盛り上がってきて、
その周りを放射状に、
細長い花びらが下がるように広がります。
その、少し枯れたような姿もまた…
趣があり、愛らしいのです。
初めてこの花を知り…名前を調べた時…
和名が、「ムラサキバレンギク」と知って…
ピンと来ず…。
よく調べてみると…
“ムラサキバレンギク”は「紫馬簾菊」。
馬簾(ばれん)とは、
江戸時代の町火消の旗印である
“纏(まとい)”から垂れ下がる、
“房”のような細長い飾りのことで…。
確かに、枯れてきたエキナセアは、
“纏(まとい)”に、似ています!
思い掛けず、
日本人の美しい“感性”に触れることが出来…
何だか嬉しくもなりました。
↓ 白いエキナセアも…素敵です!
*写真4、5枚目は、フリー画像より。
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